久しぶりのブログです。
一昨年から、ぱおぱおの管理人以外に、保育園でのお仕事もしています。
保育園の子どもたちって0歳でも1歳でも自分でできそうなことは自分でする、その機会があります。
例えば1歳でも自分のおむつを自分の棚から持ってくる。
1歳でも自分でおむつを履く練習をする。
着替えをやってみる。
などなど・・・
当たり前ですが、0歳の赤ちゃんにいきなり自分で服を着なさい!という保育士はいません。
子どもたちの様子を見て、そろそろできるかな?と思った時に声をかけたり、やり方を伝えたりします。
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さて、私は2歳児のクラスにいるので2歳児の話をしますね。
これは例え話ですが、
Aちゃんが自分で服を着たら、前と後ろが逆になってしまいました。
「Aちゃん。服、前と後ろ逆だよ」
というと、頑張って着替えたAちゃんはもうやりたくないので怒ってしまいました。
さあどうしますか?
「せっかく着れたと思ったのに残念やなあ」
と声をかけつつ、前と後ろが逆の服を大人が直してあげますか?
きっと保育園の先生は、「残念やなあ」と言いつつも、その子にもう一回挑戦する機会を与えると思います。
挑戦できて、成功したら、きっとAちゃんは自信を持って、次の時、服の前と後ろに注意して着れるようになるかもしれません。そして上手に服が着れるようになったら、今度はボタンのある服を着てみようと思うかもしれません。
大人が前と後ろが逆なっているのを、本人に確認もせずに直してしまうと次、同じことが起きた時に、Aちゃんは当たり前のように「直してよ」という顔で保育士の前に立つのかもしれません。その時に、大人は「甘やかしてしまった」と思うかもしれません。
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小さな小さな2歳児の子どもたちですが、本当にいろんな子がいます。
やり直そうと努力する子もいますが、服の前と後ろが逆でも気にしない子や、大泣きする子、着替えさせてよ〜と上手に甘えてくる子もいます。その子たちに対する対応は1つではありません。
それをどのように見分けて、声をかけるのか?というと、子どもを見て考えます。
「へえ〜2歳児ってそうなんだ」と思われる方もいるかもしれませんが、私のこの対応は生まれてすぐの赤ちゃんから変わりません。
成長の度合いも人それぞれです。
子どもを育てる大人たちは、その子にとって高すぎないハードルを用意して「共感して、寄り添い」ながら、知らない間に次のステップに行けるようにサポートしていくことが必要なんだと思います。
いやだ〜!と大騒ぎされて、後戻りするようなこともあるかもしれないけど、3歩進んで2歩下がるかもしれないけど、ちょっとずつ成長していきます。
そしてある時、親子でその成長を振り返り「すごいね!」と一緒に喜ぶのが楽しい♪
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先日、ぱおぱおに遊びに来ていたBちゃん(仮名)がちょっとしたきっかけで一つできることが増えました。
Bちゃんにとっては高すぎたハードルがちょっと低くなって、やってみたら上手くいった!やった!という感じでした(^ ^)
そしてそのハードルを低くしたのは、Bちゃんをしっかり見つめて対応を考えたママのサポートがありました。
頑張ってできることが増えたけど、疲れ果てたBちゃんをたくさん褒めながら優しく抱っこしていたママ。
抱っこされながらなんだか満足げなBちゃん。
そうやって成長するんだな〜と改めて実感した私でした。
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我が家にはもう乳幼児はいませんが、小さなハードルは、うちの子どもたちにもまだまだあります。
そのハードルが大きく見えるときには、家族のサポートが必要なことも変わりません。
上手くいくときいかない時ありますけど、やっぱり越えられた時は嬉しいですね。
頑張った子どもたちをみると最高な気分になるというのが、子育ての楽しいところなのかもしれません(^-^)